胃腸の病気で3週間くらい入院しましたが、入院生活の唯一の楽しみは食べることです。私は入院直後は禁食で水しか飲むことができませんでしたが、数日後に流動食から食事が開始になりました。はっきり言って流動食は食事という感じがしなくてあまり美味しくありません。同じ部屋に食道がんで手術した方もいましたが本当に辛そうでした。

徐々に常食に近づけていくのですが、五分粥になった頃から食事らしくなり美味しく食べられるようになりました。このように病院食は人によってメニューが違うのです。他にも減塩食やカロリーを控えた食事があり、同部屋の患者さんのメニューを見るのも楽しかったです。

栄養バランスは完璧で確り食べていれば栄養面は全く問題ありません。そして病院内には食べ物の誘惑も多く我慢するのが大変でした。誰でも気軽に買えるのはコンビニで、他にもちょっとしたファーストフードがあります。食事制限がない患者さんは何を食べても問題ありませんが、多くの患者さんは制限がありました。

私の場合は常食になった頃には食事に対して何も言われなくなりました。病院食は味が薄めで少し物足りなく感じるので、味の濃いものを食べたくなります。入院患者の人気はカップラーメンですが、私も1回だけ食べました。本当は食べても良かったのか分かりませんが、ストレス発散のためと自分に言い聞かせ食べました。

入院中は食べることが楽しみでもあり、我慢するのも大変でした。