乳がん検診をした半年後に、がんのセカンドオピニオンで乳がんと診断されたことが辛かったです。その時は異常なしということだったのに半年後に胸のしこりに気づいて乳腺科を受診した時には「がんのステージは2か3まで進行しているから、温存手術ではなく全摘手術になる」ということと「抗ガン剤による治療も必要」と言われたことが辛かったです。がんが発覚した時期が春だったので、次々にいろいろな花が咲きました。私はその花に、鳥の鳴き声に癒されたり励まされたりしました。空はどこまでもつながっていて、「あの人とも、この人ともつながっている」のだし、神様も仏様も見守ってくれているから絶対に大丈夫だと強く自分に言い聞かせました。死の恐怖や絶望が襲って来ることもありましたが、「私は絶対に守られているし、こんなことで負ける人間ではない」と繰り返し思っていました。どんなことも時間が過ぎれば過去になってしまいますが、がんの早期発見や早期治療は「過去になってはいけない」と強く思います。がん検診や健康診断で「異常なし」と言われたとしても、自分が「あれっ、変だな」と感じたら早く病院を受診して納得できるまで調べてもらった方が良いと思います。