私の母親は先日甲状腺機能低下症という病気を患ってしまいました。
甲状腺の病気というものは若い女性が罹る病気だと思っていたので、非常に驚きました。実際に母親は患う少し前から、身体に異常が出ており、それは私でも変だなと感じていたことでした。それはふくらはぎの異常な浮腫みでした。末期の肝臓がんで闘病していた幾年か前の叔母の足の浮腫みを思い出すほどでした。
母親は年齢の割にすらっとしており、足なども引き締まって綺麗だったのです。それが足首がなくなり、傍目にも分かるくらいに浮腫んでいました。
それだけではなく、母親は自身、動いたりする時に心臓がかなりの早さで脈打っているのが分かったそうです。
これらのことから、母親は自分の身体を疑い、病院にかかったというわけです。
検査で母親の病名は甲状腺機能低下症とすぐに分かり、すぐに薬での治療が始まったのですが、ここで躓いてしまったのです。
甲状腺機能低下症の治療薬は二種類あるのですが、どうやらどちらの薬が合わないらしく、余計に体調不良となってしまったのです。慌てて薬を止め、とりあえず様子見という形になり、しばらくするとなぜか病気が良くなったのですから不思議でした。
そういえば、母親は以前にも体調不良で薬を飲んだ時、薬が合わずに治療を断念したことがありました。こちらもしばらくしたら良くなったので安心したのですが…どうやら母親は薬の副作用が出やすいタイプらしいのです。
そして、私も母親の体質を遺伝しているせいか、薬の副作用が出やすいタイプなのです。
これらのことがきっかけで私達母娘は薬に対して、とても気を使っています。
きちんと色々と調べたわけではないですが、薬の副作用が出やすいということは事実なので、医師にかかる前にそのことを伝えるようにしています。薬を飲めば、すべてのことが治るとは思わず、しっかりと自分の身体に向き合うことが大切なのだと思っています。